戸籍をさかのぼる、ってどういうこと?

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さて、週末は暑かったですね~。

私は、千葉外房で隠居暮らしをしている両親のところへ遊びに行ってきました。

家庭菜園で採れたての夏野菜をたっぷりごちそうになり、とてもいい週末を過ごしました。

この両親の家は、転勤族でずっと社宅暮らしだった私の父が、退職後の暮らしのための終の棲家として手に入れたものです。

海の近くの別荘として建てられたもので、サーフィン好きの息子(私の弟)の拠点となり、夏休みには孫たちで賑わい、と歴史を重ねてきました。

両親はこの家を、海好きの息子に受け継いでほしいと考えてます。

 

出ましたね~、相続の話。

そこで、私は両親に遺言のことやら相続登記のことやら、いろいろと解説してみた、という次第です。

そこで話題にのぼったのが戸籍の話。

いろいろと相続の手続きをするのに戸籍が必要になる、という話をしていて、

「お父さんとお母さんの今の戸籍をみただけでは、誰が相続人かはわからないんだよ。」

というと、二人ともちょっと驚いてました。

でも、実際そのとおりなんです。

私の両親の戸籍は平成18年にコンピューター化がされてます。

戸籍がコンピューター化された時には、その時点で「生きてる」情報、「必要な情報」だけが新しい戸籍に移されますから、現在の両親の戸籍には父と母の二人のことしか記載されていません。

これだけを見ると、夫婦には子供がいるのかいないのかはわかりません。

そこで、コンピューター化される以前の戸籍を見てみると、子についての記載があって、子供がいるんだな、とわかります。

ところが、大変なことに、この戸籍には私が載ってません!

父と母と弟と妹、まるで4人家族だったかのような外観を呈しているのです。

なぜこんなことになっているかというと、外房に定住したときに、両親は千葉県に本籍地を移したのです。

(これを「転籍」と言います。)

それまでは、ずっと転勤族で、引っ越すたびに本籍を移すのは大変なので、ずーっと先祖の地である愛媛県に本籍を置いていたのですね。

その愛媛県の戸籍には、長女として私の記載があったのですが、千葉県に転籍した際には既に結婚していた私についての情報は、新しい戸籍には移されなかったんです。

「だから、お父さんとお母さんの今の戸籍だけじゃなくて、コンピューター化される前の戸籍と、転籍前の戸籍を調べてはじめて子供が3人いるんだということがわかるようになってるんだよ。」

という説明に、両親は

「へえ~」

と驚いてました。

実際の相続の場面では、もっと古い戸籍までたどって調べていくことになるのですが、こうやって調査していくことを「戸籍をさかのぼる」って言うんですよ。

 

「へえ~」と思っていただけたら幸いです。

 

 

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2014年7月28日 | カテゴリー : 相続・遺言 | 投稿者 : Kazuko Kataoka