こんにちは。司法書士の片岡和子です。
写真は私の事務所の壁面の本棚です。
見せる収納。
なかなか壮観。
いい感じでしょ。
・・・というのは、ちょっと苦しい言い訳。
事務所は6畳ほどのワンルームで、来客対応専用スペースなんてものはありません。
来客がある時は、仕事中の机の上を片づけて場所を作るのです。
書籍の保管も同じスペース内にするしかありません。
なので、一面の壁に本棚を置いて本を並べてるだけ。
結果的に「見せる収納」になってるんです。
でも、これ、とてもイイんですよ。
私はもともと「本が並んでる景色」が大好きですから、この事務所はとっても居心地のよい場所になってます。
仕事場=お気に入りの居場所、というワケ。
実はこの本棚、来客の方との会話のネタにもなってます。
「本がたくさんありますねえ。勉強家なんですね。」
「本は必要なんですよ。知識がメシのタネですから。」
「なるほど~。そうですよね~。」
という具合です。
お客さまの視線の行き先から、その方の興味のあり所が推測できる、なんてこともあります。
このエリアに視線が行っていれば、借地や借家のことで気がかりなことがあるのかな、もしかしたら何かトラブルを抱えておられのかも、と考えてみたりします。
この棚に目が行く方は、医療・介護や福祉関連のお仕事をされているのかもしれません。
実際に
「私は〇○の仕事をしているんです。」
などと話し始める方もいらっしゃいます。
私の方から
「何か気になる本がありますか?」
と尋ねてみると、
「実は別件なんですけど、こんなことが・・」
という話になることも。
私にとって居心地の良い場所は、お客様にとっても「話がしやすい」場所なのかもしれません。
事務所は仕事場でもあり、居場所でもある。
本棚はメシのタネでもあり、会話のネタでもある。
この場所を大切に守って行きたいなあ、と思ってます。
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