本棚も更新中。

こんにちは。司法書士の片岡和子です。

新年度。皆様いかがお過ごしでしょうか。

ほとんどの方にとって、いつもと違う新年度になっていることと思います。

私にとっては・・・確かにいつもとは違います。

でも、「いつも」って一体何だろう? とも思うのです。

自然にも、社会にも、それぞれの個人にも、いろいろなことが起きる。

「信じられないようなこと」が起きる。

だけど、実はそれが「ふつう」、「いつも」なのではないか、と。

努力して手に入れたもの、偶然転がり込んできて手にしたもの、それらを手放さなくちゃならない時もある。

これまでも、そうやって生き延びてきたじゃないか、今回もそれと同じなだけ。

・・・なんてことを考えたりしてます。

さて。

冒頭の写真は私の事務所の本棚(の一部)です。

出来ることなら残していきたい、手放したくない景色です。

でも実は、ずっと変わらぬ景色なのではなくて、内容は刻々と入れ替わっているのです。

私にとっての本棚は「拡張脳ミソ」、「外部情報庫」みたいなもの。

そして私は「現場の実務家」です。

情報は最新のものでなくてはならないのです。

法律の改正があると、新しい解説書が出版されます。

必要に応じて新しい書籍を購入し、該当の棚に入れていきます。

(棚ごとにジャンル分けになってるのです。)

「古い情報」となってしまった本はどうするかというと・・・処分するのです。

子供の頃から「本好き」、「本の虫」だった私にとっては、ものすごく心が痛むことなのですけど。

でも、本棚の容量には限界がありますから。

「古い情報には価値がない」と考えているのではありません。

なぜ法律の改正が行われたのか、以前とはどこが違うのか、改正は妥当だったのか・・・そんなことを考えていくためには「以前はどうであったのか」という情報が必要です。

歴史的価値、ってことですね。

私も、そういったことをきちんと考えていきたい、と思ってます。

でも、それは学者の先生方にお任せして・・・ということなのです。

私の仕事は「今現在、法律問題に直面している方々のお役に立つこと」なのですから。

本棚にも更新が必要、ってことですね。

 

 

☆こちらの記事も読んでみてね☆

★ちっちゃな事務所。本棚が会話のネタになってます。

★ポジショントークよりも実は怖いものとは。

★「片付け」に目覚めるも2週間で熱が冷めた話。

★賃貸派? 持ち家派? いやその前に。

★「わかりやすさ」に騙されちゃいけない場面もある。

 

 

2020年4月2日 | カテゴリー : 日々雑感 | 投稿者 : Kazuko Kataoka