こんにちは。司法書士の片岡和子です。
新年度。皆様いかがお過ごしでしょうか。
ほとんどの方にとって、いつもと違う新年度になっていることと思います。
私にとっては・・・確かにいつもとは違います。
でも、「いつも」って一体何だろう? とも思うのです。
自然にも、社会にも、それぞれの個人にも、いろいろなことが起きる。
「信じられないようなこと」が起きる。
だけど、実はそれが「ふつう」、「いつも」なのではないか、と。
努力して手に入れたもの、偶然転がり込んできて手にしたもの、それらを手放さなくちゃならない時もある。
これまでも、そうやって生き延びてきたじゃないか、今回もそれと同じなだけ。
・・・なんてことを考えたりしてます。
さて。
冒頭の写真は私の事務所の本棚(の一部)です。
出来ることなら残していきたい、手放したくない景色です。
でも実は、ずっと変わらぬ景色なのではなくて、内容は刻々と入れ替わっているのです。
私にとっての本棚は「拡張脳ミソ」、「外部情報庫」みたいなもの。
そして私は「現場の実務家」です。
情報は最新のものでなくてはならないのです。
法律の改正があると、新しい解説書が出版されます。
必要に応じて新しい書籍を購入し、該当の棚に入れていきます。
(棚ごとにジャンル分けになってるのです。)
「古い情報」となってしまった本はどうするかというと・・・処分するのです。
子供の頃から「本好き」、「本の虫」だった私にとっては、ものすごく心が痛むことなのですけど。
でも、本棚の容量には限界がありますから。
「古い情報には価値がない」と考えているのではありません。
なぜ法律の改正が行われたのか、以前とはどこが違うのか、改正は妥当だったのか・・・そんなことを考えていくためには「以前はどうであったのか」という情報が必要です。
歴史的価値、ってことですね。
私も、そういったことをきちんと考えていきたい、と思ってます。
でも、それは学者の先生方にお任せして・・・ということなのです。
私の仕事は「今現在、法律問題に直面している方々のお役に立つこと」なのですから。
本棚にも更新が必要、ってことですね。
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