まずは「相続税対策の問題」と「紛争回避の問題」を切り分けてみよう。

こんにちは。司法書士の片岡和子です。

ベランダのブルーデージーが咲いてます。

なんて可愛らしいんでしょ♪

なんて爽やかなんでしょ♪

いつまででも見ていられます。

あ、仕事しなくっちゃね。

でもその前に、ちょっと書いておきたいことがありまして。

相続についてです。

情報は溢れるほどありますから、何をいまさら、かもしれないのですけど。

いやいや、情報が多すぎて、逆に迷路に入り込んでしまう方もいらっしゃるようなのです。

ネット、書籍、テレビ番組・・・本当に相続についての情報が溢れかえっています。

 

★生命保険には非課税枠があるのでうまく利用しましょう

★遺言の内容に不満がある時は「遺留分」を主張しましょう

★相続するときの財産の評価額を下げましょう

★他家へ養子に行った子供も相続人なのです

★「配偶者居住権」を利用しましょう

★夫婦間は1億6000万円まで相続税がかかりません

★法定相続分を基準に話し合いをしましょう

★養子縁組で相続人の数を増やしましょう

★遺言書を勝手に開封してはいけません

★相続税対策は二次相続も見据えて

★介護を担った人は、相続人でなくても「特別寄与料」を請求できます

★不動産の共有は避けるべき

 

・・・ちょっと調べてみただけで、こんなにあります。

これでは混乱を起こしてしまう人が出てきてもおかしくないですよね。

何が正解なのか、さっぱりわからないですものねぇ。

相続について漠然とした不安をお持ちの方は、これらを全部取り込もうとしてしまう傾向があるようです。

これらの情報は「解決策」や「手段」や「気をつけるべきこと」として示されているのですが、自分の求めるものが何であるかがハッキリしていないと、それらが全て「達成しなければならない目標」みたいに見えてきてしまうのでしょう。

そんな時は、自分の「不安・心配」の中身をよ~く見つめてみるとよいです。

心配の中身は、もちろん人それぞれ。

でも、ざっくりと二つに分けられると思います。

「相続税が心配!」と「もめるのがイヤ・・・」の二つです。

もしかしたら「どっちもです!!」という方もいらっしゃるかも。

そんな場合でも、「メインはどちらなのか」を考えてみてください。

もしも「紛争を回避したい、家族内で争いが起こることだけは避けたい」という思いが強いのならば、「相続税が少々割高になってもかまわない」という考え方もアリ、ということになりますよね。

友人や知人などの「外野」から、「え~、そんなのダメよ、こうした方が相続税が安くなるよ~!」なんてことを言われても、「私の優先順位はそこじゃないから」と思えますよね。

もちろん、紛争回避という目的を達成できる範囲内でなら、合法な相続税対策は大いにやればよいのですし。

溢れかえる情報に振り回されそうになったら、まずは「相続税対策」と「紛争回避」の問題を切り分けてみるとよいです。

自分のニーズはどちらにあるのか。

目の前の情報は、どちらのニーズに関するものなのか。

まずはそこから、だと思います。

 

 

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2021年4月22日 | カテゴリー : 相続・遺言 | 投稿者 : Kazuko Kataoka