こんにちは。司法書士の片岡和子です。
2月も最終日。
私は施設入所中の被後見人の方にお会いしに行ってきました。
ちょっと遠方です。
この方の訪問は月末になることが多くて、お変わりのないご様子を確認して「今月も終わりだなあ」という気分になって帰路につく、というパターンです。
さて、今日は読書日記です。
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超入門! 江戸を楽しむ古典落語
畠山健二
PHP文庫
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著者によると
「本書は落語の解説本ではない。落語を楽しむためのサポート本だ。」
とのこと。
でも私は、落語は抜きにして、この本だけで楽しめてしまいました。
とっても楽しい「江戸歳時記」です。
取り上げられてる落語は全部で40。
それが第1章「歳時記」と第2章「江戸っ子の生活」に振り分けられています。
「歳時記」の小分類はもちろん春・夏・秋・冬。
「江戸っ子の生活」は、遊び・生業・旅・冠婚葬祭・暮らし、に分類されてます。
「歳時記」春では「長屋の花見」・「雛鍔」・「百年目」が取り上げられてる、という具合です。
「長屋の花見」でいえば、落語のあらすじが簡単に紹介されたあと、江戸の花見はホントに無礼講だったことや、大家と店子の親密な関係などが紹介されてます。
貧乏長屋の構造や生活の様子もわかります。
「歳時記」冬では「時そば」が取り上げられてます。
「今、なんどきだい」でお馴染みですね。
ここでは江戸の時刻について紹介されてて、へええ~、なるほど・・・です。
私は落語を聴きに行くことはないし、よく知らない世界です。
でも、この本を楽しく読んだら聴いてみたくなりました。
で、CDを購入。
立川談志「芝浜」です。
やっぱり背景を知ってるとオモシロイ!
今度はナマの落語を聴きに行ってみようかな、と考えてるところです。
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