こんにちは。司法書士の片岡和子です。
ヒヤシンスの芽が顔をのぞかせてます。
私のベランダガーデニングは、「生活を花で彩る」といったものではなくて、「成長記録」や「観察日記」という方が近いかも。
実際に記録したり日記をつけたりはしないけど、朝起きたら鉢植えたちに「おはよー!」とご挨拶して、じっくり健康観察して、異変が見つかったら対応する、
そんな毎日です。
さて、今日は久しぶりに音楽の話題です。
summertime、有名な曲です。
いろんな人が、いろんな形で演奏したり歌ったりしています。
ブルージーな子守唄。
ちょっとでもジャズをかじったことのある人なら演奏してみたい、歌ってみたい憧れの曲。
私も「歌ってみたい!」と思ってます。
歌うためには、まずは歌詞の理解から。
~summertime, and the livin’is easy~
・・・夏、生活はeasy
生きていくのに苦労が少ない、大丈夫だよ、ということかな。
子守唄って、各国各地にいろいろあって、歌詞にもいろいろなパターンがあるみたいだけど、これは「子供に安心を与える」タイプってことかなあ。生活の心配はいらないんだよ、と。
~fish are jumpin’ and the cotton is high~
・・・魚はジャンプしてるし、綿はハイ
ん? highって?
最初にこの部分を読んだ時、私には意味不明でした。調べてみたら「綿はよく育ってる(丈が高くなってる)」ということらしい。
さらにいろいろと調べてみてわかったこと。
この曲は昔から伝わる民謡ではなくて、ジョージ・ガーシュインが作曲したもの。
作詞はデュボーズ・ヘイワード。
1935年初演の「ポーギーとべス」の劇中歌なのです。
舞台は1920年代のサウスカロライナ州の、とある漁村。
つまり、アメリカ南部、漁業と綿花の栽培で生活していた時代・地域が舞台なのですね。
その後のフレーズがちょっと笑えます。
~oh, your daddy’s rich and your mamma’s good lookin’~
・・・パパはお金持ち、ママは美人。
う~ん、わかりやすい。
男の価値は経済力、女の価値は容姿、ってこと。
これが揃った家族のもとに生まれるのは幸せ、ってことですよね。
今なら炎上かも。
でも、これが当時の「憧れの姿」だったのですね。
ちなみに
~your mamma is contest winner~
と歌われているのを聞いたこともあります。
ママは美人コンテストの優勝者、って、物凄くわかりやすい・・・。
時代の価値観ですねえ。
これも今の日本ならアウトかも。
1コーラス目の最後は
~so hush little baby, don’t you cry~
・・・静かにしてね坊や、泣かないでね。
と、子守唄らしくまとまります。
2コーラス目は、「君がいつか羽ばたいて飛び立つまでパパとママがそばにいて守るからね」という感じで、現代でも共感できる内容です。
超有名な曲だと、あまり深く考えずに歌ってしまいがちだけど、じっくりと歌詞を読んでみるのもいいものですね。
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