【読書日記:20代で隠居】将来の不安には「向き合いません。」

こんにちは。司法書士の片岡和子です。

年末ですねえ。

我が事務所も迎春モードです。

 

年内の完了を目指していた登記の仕事は全て終えて、今日の午後、最後の1件の書類を依頼者にお渡しできました。

「肩の荷がおりました。」と喜んでいただけて、この仕事やっててよかった、と嬉しくなりました。

明日からは、あれやこれやの事務作業を片づけて、今月まだお会いしてない被後見人や被保佐人の方々にお会いしに行って、終了案件の書類をトランクルームへ運んで・・・

う~ん、まだ業務終了とはいかないようです。

 

さて、読書日記です。

昨晩一気読みした本。

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20代で隠居

週休5日の快適生活

大原扁理

K&Bパブリッシャーズ

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週に2日だけ働いて、その収入で暮らす。

その暮らしぶりを綴った本です。

著者は20代で、特別な能力を持った人物ではありません。

株で儲けた、とか家賃収入がある、とかでもありません。

「週に2日」の仕事って、一体何やってるんだろう? と思いながら読み進めたら、後半で明らかになったのは「介護の仕事」ということ。

月収は7万円台・・・。

ありえない! ムリ!

・・・とは感じなかったです。

アリだなあ、と思いました。

著者は高校卒業後3年間ひきこもり、その後世界一周旅行、帰国して上京、アルバイト生活。

「何かがオカシイ。」と感じながらの毎日。

そんな中、「隠居」へと向かうきっかけになった事件が起きます。

簡単に言ってしまうと「職場での理不尽な体験」です。

このあたりの記述には賛否両論あるだろうなあ、と思います。

そんなのフツーだよ! とか

みんな同じ。みんな頑張ってるんだから。 とか

若者がそんなだから、この国はダメになる!! とか。

でも私には、

「この著者は自分が壊れる前に『隠居』を選んで身を守った」

というふうに思えます。

おかしいのは世の中。

それに馴染めないヤツがダメなのではない。

適応しようとして壊れてしまうのはバカバカしい。

著者は「自分が壊れない範囲で働く」ことを選択して、「その収入の範囲内で生活する」ことにします。

不便でも家賃の安い物件に引っ越す。

冷暖房は(基本)なくても生きていける。

野草を食生活に取り入れる。

携帯電話は持たない。

髪は自分でバリカンで刈る。

趣味は読書(図書館をフル活用)

こうやって、どんどんそぎ落としていったら、1か月7万円台で生活できることがわかった、というのです。

あり得るなあ、と私は思います。

この著者のエライのは、本末転倒にならないところ。

自分の身を守るために始めた隠居なのだから、自分を滅ぼすようなことはしないのです。

猛暑の時には冷房を使用するし、実は貯金もある。

人に迷惑をかける気はないし、福祉などの「お世話になる」という発想もない。

でも、将来の不安にはどう向き合うのでしょう?

著者は「向き合いません。」と言います。

無責任なのではなく、必要以上に心配しても仕方がない、ということらしい。

たぶん、この著者は、状況が変化して今の「隠居生活」が維持できなくなったとしても、柔軟に適応して乗り切って、新しいカタチを見つけていくんだろうな、と思います。

賛否両論の本だと思います。

興味があったら読んでみてください。

 

 

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2018年12月27日 | カテゴリー : 読書日記 | 投稿者 : Kazuko Kataoka