【読書日記:こわいもの知らずの病理学講義】病気の「そもそも」を知ろう!

こんにちは。司法書士の片岡和子です。

暑いですねえ~。

さっき、ちょっと外へ出てみたら、これはヤバイ、という暑さ。

不要不急の外出は避けて、という呼びかけが本当にリアルなものとして感じます。

 

写真はサフィニアです。

わさわさと茂り過ぎていたのをカットしてカップにどさっと飾ってみたら、なかなか華やかになりました。

今日はお出かけはやめて、涼しい室内で、お花を眺めながらブログ書きとしましょう。

読書日記です。

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こわいもの知らずの病理学講義

仲野徹

晶文社

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病理学の教授による、病理学の本です。

ただし、シロート向け。

わかりやすく、でも本質は見失わず、そして面白く。

これだけ書くのは大変だっただろうなあ。

大成功してます。

シロート代表の私にも「なるほど!」の連続でした。

とは言っても、テレビ番組の健康特集などとは次元の異なる内容ですから、読み通すのには多少の努力は必要です。

そこは筆者もわかっておられるようで、「あとがき」で次のように書かれています。

『まったく医学知識がない人にもわかってもらえるように書いたつもりですが、いろいろ新しい言葉が出てきてややこしいと思われたかもしれません。

しかし、最低限の言葉を知らずに新しいことを学ぶことはできません。

なので、そこだけはがまんしてもらわないと仕方がありません。』

そうそう、この感じ、すご~くわかります。

私も、このブログで法律について解説する時に、

「ちょっと頑張って条文にお付き合いください。」

と断ってから、民法などの条文を挙げることがよくあります。

難しい用語は使わず、わかりやすく書きたい、と思いながらも、どうしても外せない基本、というものがあるのです。

あ、街のおばさん法律家が、病理学の教授サマに対して「すご~くわかります」は、ちょっとおこがましかったかな。

でも、この本から得られる「なるほど、そうなのか!」の感じ、とっても好きです。

「高血圧は心臓によくないから気をつけよう。血圧を下げるのに有効な食材は・・・」

なんていうテレビや雑誌の特集を見ても

「あ、またやってる。」

としか感じないけど、

『人間は刺激に対して反応するよね。

細胞たちも同じで、刺激や障害に対して反応するんだよ。

大きくなったり、増えたり、小さくなったり。

筋トレで筋肉が大きくなるのは「肥大」。

高血圧の人は心臓に圧力がかかるので心筋細胞の「肥大」が起こる。

細胞もある程度まではがんばってくれるけど、限度を超えると適応し切れなくなって、心臓の機能が不十分になってしまう。

これが「心不全」なんだよ。

病気になる、ということは、細胞が傷むということなんだね。

そして、いろいろな病気がどのようにできてくるのか、についての学問が「病理学」なんだよ。』

・・・こんな感じで説明されると

「そうか、なるほど、わかった!」

と思います。

私は、こういう「わかりかた」が好きなんですね。

心不全の話は、ほんの導入です。

盛りだくさんの話題がぎっしりつまってます。

血液の問題とがんの話題が中心です。

病理学の世界はとてつもなく広いけれど、この本では、とりあえず、誰もが気になる「血液」と「がん」を取り上げた、ということのようです。

続編もあるかもしれないですね。

楽しみです。

 

 

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2018年8月26日 | カテゴリー : 読書日記 | 投稿者 : Kazuko Kataoka