【歌詞解説・和訳:You And The Night And The Music】あなたと夜と音楽と

こんにちは。片岡和子です。

もう11月ですねえ。

写真はペチュニア。元気に咲いてます。

まだまだパンジーやビオラに取り替える気はしないなあ・・・。

 

さて今日は歌詞解説。

You And The Night And The Music、ヴァースを含めて解説します。

早速いきましょう。

 

(Verse)

< Song is in the air, telling us romance is ours to share >

song is in the air は「歌が空気の中にある」・・・訳せばそうなってしまいます。

air は単純に「空気」ではなくて「雰囲気、気配」なのかもしれませんが、いずれにしても訳すのは難しいですね。

訳せないけど、わかるでしょ? という感じです。

telling は tell の現在分詞です。

この文は「分詞構文」という形になっています。

song is in the air が文の中心部分なのですが、そこに状況の説明を加えているのです。

場合によって「~しながら」と訳されたり、「~して、そして」と訳されたりします。

ここでは、「歌の気配が漂って、私たちに~を知らせている」という感じでしょうか。

tell している内容が romance is ours to share です。

これがまた難しいですねえ。

romance is ours は「恋が私たちのものである」。

to share は不定詞で、形容詞的に ours を修飾しています。

ours to share を無理に訳せば「分かち合うべき私たちのもの」ということになりますね。

訳すと不自然になってしまうのは、そもそも ours と share の意味合いが重なっているからだと思います。

どう訳すかは、あとで考えましょう。

 

< Now at last we’ve found one another alone >

「今ようやく私たちはお互いに孤独なのだと知った」。

now at last がどういう状況を言っているのかは、よくわからないです。

それまでもお互い知人だったのかもしれません。

それが何かのきっかけでお互いに孤独なのだと知った。

そして恋が始まる気配を感じた ( = song is in the air )、ということなのかな? という気がします。

(深読みしすぎかも、ですけど。)

 

< Love like yours and mine has the thrilling glow of sparkling wine >

「あなたや私みたいな恋は、スパークリングワインのスリリングな輝きを持っている」。

love like yours and mine は正確には「あなたの恋や私の恋と同様の恋」。

thrilling は「ぞくぞくさせる、スリル満点の、震える、スリリングな」。

 

< Make the most of time ere it has flown >

ere という見慣れない単語が出てきました。

before と同じ意味の古語だそうです。

ere it has flown で「それ(時間)が飛び去ってしまう前に」ですね。

make the most of ~ は「~をできるだけ利用する」。

この文は命令文だと思います。

恋の相手に「時間を大切にしてね、すぐに過ぎ去ってしまうのだから」とお願いしている、ということでしょう。

 

(Chorus)

< You and the night and the music fill me with flaming desire, setting my being completely on fire >

「あなたと夜と音楽が、私を燃え上がる欲望で満たして、私の命に完全に火をつけた」。

恋の始まりの頃に空気中に漂っていた歌は、今では主人公を満たす情熱的な音楽としてはっきりと現われている、というワケですね。

ヴァースの最初の文と同様、「分詞構文」の形になっています。

being は名詞で、「存在、人生、人間」。

set ~ on fire は「~に火をつける、~を興奮させる」。

 

< You and the night and the music thrill me >

「あなたと夜と音楽が、私をぞくぞくさせる」。

 

< But will we be one after the night and the music are done? >

「でも、夜と音楽が終わった後、私たちは一つかしら?」。

done は形容詞で、「済んだ、終了した、命運が尽きた」。

 

< Until the pale light of dawning and daylight our hearts will be throbbing guitars >

「夜明けの薄明かりまで、私たちの心臓はリズムを刻むギターでしょう」。

dawning は「夜明け」。

pale は「薄暗い、ぼんやりした、弱々しい」。

daylight は、ここでは「昼光、日光」ではなくて「夜明け」という意味かなあ、と思います。

dawning と daylight がどう違うのか・・・あまり深く考えなくてもいいかなあ、です。

英語を母語とする方々にとっては、何かしらニュアンスの違いがあるのかもしれませんが。

throb は「動悸をうつ、リズムを刻む、興奮して震える」。

throbbing という現在分詞となって guitars を修飾しています。

心臓はドキドキして、興奮して、震えて。

まるで楽器みたいに。

でもそれは夜明けまでのこと、なのですね。

heart を「心臓」とするのは、ちょっと生々しいかも。

ふんわりと「心」としておいた方がいいかな?

 

< Morning may come without warning and take away the stars >

「朝は予告なしにやって来て、星たちを運び去ってしまうかもしれない」。

 

< If we must live for the moment, love till the moment is through >

「もしも私たちがその瞬間だけを生きる定めならば、その瞬間が終わるまでは愛しなさい」。

for the moment は「さしあたり、当座は」。

live for the moment で「先のことを気にせず、その場限りに生きる」といった意味になります。

ここでの must は、必然・運命(必ず~する)、当然の推定(~に違いない)といったニュアンスかなあ、と思います。

 

< After the night and the music die, will I have you? >

「夜と音楽が消えた後、私はあなたを持っているのかしら?」

have は、学校の英語の時間にも散々悩んだ単語ですよね。

ここでは「私にはあなたがいるのかしら?」というニュアンスでしょう。

「あなたはわたしのものなのかしら?」「私はあなたを手に入れているのかしら?」と表現してもいいかも。

 

以上を踏まえて和訳です。

 

(ヴァース)

かすかに歌が聞こえて私たちに告げる

恋が私たち二人のものだと

今ようやく お互いに孤独だと知ったの

こんな恋には ぞくぞくする輝きがある

スパークリングワインみたいだわ

時を大切にね 過ぎ去ってしまう前に

 

(コーラス)

あなたと夜と音楽が

私を燃え上がる欲望で満たして

私の命に完全に火をつけたわ

あなたと夜と音楽が

私をぞくぞくさせるの

でも夜と音楽が終わったあと

私たちは一つかしら?

夜明けの薄明かりまでは

私たちの心は震えるギターよ

朝は予告なしにやって来て

星たちを連れ去ってしまうのかも

私たちがその時だけを生きる定めなら

その一瞬が去るまでは愛してね

夜と音楽が消えたあと

あなたは私のものなのかしら?

 

いかがでしょう。

参考になりましたら幸いです。

/// Words by Howard Dietz///

 

 

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2021年11月7日 | カテゴリー : 音楽 | 投稿者 : Kazuko Kataoka