【歌詞解説・和訳:A Foggy Day】霧深き日

 

こんにちは。片岡和子です。

6月も中旬ですが、ビオラちゃんがまだ咲いてます。

でも、そろそろ終わりかなあ。

高温多湿に弱いのです。

来週には東京も梅雨入りかもしれませんね。

 

さて今日は歌詞解説。

A Foggy Day です。

早速いきましょう。

 

(Verse)

< I was a stranger in the city >

「僕はこの街でよそ者だった」。

 

< Out of town were the people I knew >

「僕の知ってる人たちは街を離れていた」。

語順がひっくり返っています。

強調したい部分が前に出てきているのですね。

元の形にすると The people I knew were out of town となります。

people のあとに関係代名詞 that が省略されています。

 

< I had that feeling of self-pity >

「僕はあの自己憐憫の気分を抱いていた」。

self-pity は「自己に対するあわれみ、自己憐憫」。

 

< What to do? >

< What to do? >

< What to do? >

what to do? と3回繰り返されていますが・・・

これ、文になっていないですよね。

文法的にどういうことなのか、実はよくわからないです。

でも、この部分を読んだ時、すぐに I don’t know what to do という文が頭に浮かびました。

「私はどうしてよいかわからない」という意味ですね。

ここから what to do の部分が切り出されたものではないかな? という気がします。

いずれにせよ「どうしたらいいんだ?」という意味なのは間違いなさそうです。

 

< The outlook was decidedly blue >

「前途は明らかに悲観的だった」。

outlook は「景色・眺め」ですが、抽象的な意味に使われると「展望・前途・見通し」ということになります。

decidedly は「決定的に・議論の余地なく・明白に」。

blue は「憂うつな・悲観した」。

 

< But as I walked through the foggy streets alone, it turned out to be the luckiest day I’ve known >

前半は「でも、霧深い街をひとりで歩いていたら」。

as はここでは接続詞で、「~するとき・~しながら・~したとたんに」という意味です。

foggy は言うまでもなく「霧の立ちこめた」ですね。

後半は「僕が経験した中で一番ラッキーな日だとわかったんだ」。

主語は it ですが、具体的に何かを指し示しているのではなく、「状況の it 」と呼ばれるものだと思います。

漠然とした状況で、話し手と聞き手にはわかっているようなことを表します。

turn out to be ~ は「~であることがわかる、~だと判明する」。

day のあとに関係代名詞 that が省略されています。

know は「知る・知っている」ですが、ここでは「(体験した結果)知っている」というニュアンスかなあ、という気がします。

 

ここまでがヴァースです。

ではコーラスへ進みましょう。

 

(Chorus)

< A foggy day in London town had me low and had me down >

「ロンドンの霧深い日は僕を無気力にさせ、落ち込ませた」。

この文の主語は a foggy day in London town。

主語が長いですねえ。

動詞は二つある have で、ここでは「(ある状態に)しておく」という意味です。

ロンドンの霧深き日は主人公を low な状態、down な状態にさせた、ってことですね。

 

< I viewed the morning with alarm >

「僕は不安な気分で朝を眺めた」。

alarm は「警報」ですが、ここでは「主人公の心持ちや気分に働きかける警報・アラーム」、つまり「恐怖・心配・懸念」といったもののことを指しているのだと思います。

 

< The British Museum had lost its charm >

「大英博物館は、その魅力を失っていた」。

不安な気分で朝目覚めて、街を歩きまわってみても気分は晴れず、大英博物館は全然輝いて見えない・・・何だか「うつ状態」みたいですねえ。。。

あ、こんなことを感じるのはコロナ禍のせいかも、です。

 

< How long, I wondered, could this thing last? >

「こんなことがいつまで続くんだろう? と僕は思った」。

I wondered が文の途中に挿入されています。

 

< But the age of miracles hadn’t passed, for suddenly I saw you there >

「でも奇跡の時代は過ぎ去ってなかった、僕はそこで突然君に会ったんだから」。

the age of miracles が何を指しているのか・・・私にはわからないです。

この歌が作られたのは1937年。

当時の人たちにとっては、「あ、あのことを言っているのだな」という話だったのでしょうけど。

キリスト教の奇跡のあれこれのことかなあ、という気もします。

for は判断の理由を示す接続詞です。

前半に続けて、「というのは~だからだ」と付け加えているのです。

主人公は霧深い街で暗~い気分になっていたところへ、突然素敵な女性と出会います。

こんな奇跡が起きるなんて、「奇跡の時代」は終わってなかった、ってことだよね・・・と言ってるのですね。

 

< And through foggy London town the sun was shining everywhere >

「そして霧深いロンドンの街中どこにも陽の光が輝いていたんだ」。

この文は、独立しているのでなく前の文に続いている、と考えることもできそうですね。

そう考えると、「君に会ったこと、そして霧深いロンドンの街に太陽が光り輝いたこと」が奇跡だ、ということになりますね。

 

何とか最後までたどり着きました。

歌全体の雰囲気はすぐにつかめますし、決して難しくはないのですが、細かいところで「私にはわかりません」という部分があり・・・ちょっと悔しいです。。。

今後「あ、そういうことか!」があったら、追記の形で書き加えていこうと思います。

 

以上を踏まえて和訳です。

 

(ヴァース)

僕はこの町でよそ者だった

知り合いは皆街から離れてた

自分を憐れむような気分だった

どうすればいいんだろう? どうすれば?

前途は明らかに悲観的だった

でも 霧深い街をひとり歩いていたら

僕が経験した中で一番のラッキーな日になったんだ

 

(コーラス)

ロンドンの霧深い一日は

僕を無気力にさせて落ち込ませた

不安な気分で朝の景色を眺めた

大英博物館は魅力を失ってた

こんなこといつまで続くんだろう?

でも奇跡の時代は過ぎ去ってなかったんだね

そこで突然君に会えたんだから

そして霧深きロンドンの街に

いたるところに太陽が輝いていたんだから

 

いかがでしょう。

参考になりましたら幸いです。

/// Words by Ira Gershwin///

 

 

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2021年6月13日 | カテゴリー : 音楽 | 投稿者 : Kazuko Kataoka