【歌詞解説・和訳:Speak Low】スピーク・ロウ

こんにちは。片岡和子です。

今シーズン、自分ではヒヤシンスの球根は植えなかったのですが、やっぱりないと寂しくて。

さっき駅前の花屋さんで買ってきました。

花色は紫。濃い紫みたい。

つぼみの色が既に紫っぽいですよね♪

 

さて今日は歌詞解説です。

Speak Low、早速いきましょう。

 

< Speak low when you speak love >

命令文です。

「愛を語る時は小声で話しなさい」。

歌詞を紹介しているものの中には、speak の後にカンマが入っているものがあるようです。

Speak low when you speak, love だと「話すときは小声で話して、恋人よ」ということになります。

どっちが正解なのか?

私は speak love をひとかたまりに考える方が自然かなあ、と思います。

この歌の一番最後の文に speak love to me というフレーズもありますし。

ちなみに、エラ・フィッツジェラルドのアルバムに「Speak Love」というのがあります。

この歌、Speak Low が1曲目に入ってます。

もちろんアルバムタイトルはこの曲の歌詞から取ったものでしょう。

 

< Our summer day withers away too soon, too soon >

「私たちの夏の日はあまりにもすぐに、あまりにもすぐに枯れてしまう」。

wither は「しぼむ、枯れる、しおれる、弱る、萎える、活気を失う、衰退する」。

away がくっつくと、意味が強調されますね。

弱くなって消え去ってしまう、という感じでしょうか。

 

< Speak low when you speak love >

最初の文の繰り返しです。

 

< Our moment is swift like ships adrift >

「私たちの瞬間は漂流する船のように速い」。

swift は「速い、束の間の」。

adrift は「漂って、漂流して、さまよって」。

adrift には形容詞と副詞がありますが、ここでは形容詞で ships を修飾しています。

頭に a のつく形容詞は名詞のあとに置かれることが多いようですね。

 

< We’re swept apart too soon >

「私たちはあまりにもすぐに押し流されて別れてしまう」。

swept は sweep の過去分詞です。

sweep は「掃く、掃除する」という意味で使われることが多いですよね。

それとイメージは同じだと思うのですが、「押し流す、洗い流す、一掃する、全滅させる、追い払う」という意味でも使われます。

apart がくっついていますので、「追い払われてばらばらになってしまう」というニュアンスかなあ、と思います。

 

< Speak low darling, speak low >

「そっと話してね、ダーリン、そっと囁いてね」。

speak low はこの歌で何度も出てきますから、どうやって訳していくか、難しいところです。

(私の記事は「解説」がメインなので、和訳にはあまり期待しないでいただければ、というのがホンネです・・・。)

 

< Love is a spark lost in the dark too soon, too soon >

「愛は、あまりにもすぐに暗闇に消える火花である」。

too soon も、何度も繰り返されます。

歌ってみると、リズムを整えるのに有効ですし、イイ感じなのですが、日本語にして繰り返すとクドくなってしまいます。

和訳では繰り返さずに流す方がいいのかなあ、なんてことを考えます。

 

< I feel wherever I go that tomorrow is near, tomorrow is here and always too soon >

wherever I go は挿入された部分ですので、この文の骨格は I feel that ~ ということになります。

that の内容は3つ。

明日は近くにある、明日はここにある、(明日は)いつも早すぎる。

あっという間に今日という日は過ぎ去って明日になってしまう、ということですね。

そのことを、どこへ行っても感じる、と言っています。

 

< Time is so old and love so brief >

「時間はこんなにも長くて愛はこんなにも短い」。

love のあとに is が省略されています。

old をどう訳すかは悩みますが、brief (短時間の、短命な、短い)と対照的な言葉を選ぶとよいのかな、と思います。

時間は年老いて長命だけど愛は短命、みたいな感じの方がいいのかな・・・。

 

< Love is pure gold and time a thief >

「愛は純粋な金で、時間は泥棒だ」。

time のあとに is が省略されています。

愛は貴重で美しい純金だから「時間」という泥棒に狙われて盗られて持ち去られてしまう、という感じでしょうか。

 

< We’re late darling, we’re late >

「私たちは遅れてるわ、ダーリン、遅れてるのよ」。

 

< The curtain descends >

「幕が下りてしまう」。

curtain はそのまま「カーテン」という意味もありますが、ここは「愛という劇の幕」と考えるといいかな、です。

 

< everything ends too soon, too soon >

「すべてのことは、あまりにもすぐに終わってしまう」。

 

< I wait darling, I wait >

「私は待ってるわ、ダーリン、待ってるのよ」。

 

< Will you speak low to me, speak love to me and soon >

「私に小声でささやいて、私に愛を語って、すぐにね」。

最後の and soon が文法的にどうなっているのかは、よくわからないです。

でも、これまでの歌の意味の流れからすると、「すぐにお願いね」ということなのだろうなあ、と思います。

 

以上を踏まえて和訳です。

 

愛を語るときには小声でささやいて

私たちの夏の日は あまりにも速くしぼんで去ってしまうのよ

愛は小声でささやいてね

私たちの瞬間は 漂う船のように速いわ

すぐに押し流されて離れてしまうのよ

そっとささやいてね ダーリン そっとよ

愛はすぐに暗闇に消える火花なの

どこへ行っても感じるわ

明日はすぐそこにあって ここに来て あっという間なのよ

時間はとても長くて 愛はとても短い

愛は純金で 時間は泥棒よ

私たちは遅れてる 遅れそうよ

幕が下りてしまうわ

すべてのことは 本当にすぐに終わってしまう

私は待ってる ダーリン 待ってるの

そっとささやいて 愛を語って すぐに

 

いかがでしょう。

参考になりましたら幸いです。

/// Words by Ogden Nash///

 

 

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2021年1月17日 | カテゴリー : 音楽 | 投稿者 : Kazuko Kataoka