【歌詞解説・和訳:My Foolish Heart】マイ・フーリッシュ・ハート

こんにちは。片岡和子です。

母の日にもらったアジサイ、たっぷりと花を楽しんだ後、剪定して植え替えました。

あまり大きくしたくないので深めに切ったのですが、これだと来年は咲かないのかな?

花は2年後になるのかも、です。

 

さて、今日は歌詞解説。

My Foolish Heart です。

ヴァースから歌っているものを聞いたことはないのですが、ヴァース部分も読んでみることでコーラスの歌詞の理解が深まると思います。

早速いきましょう。

 

< The scene is set for dreaming >

scene は日本語で「シーン」でも通じますね。

「舞台、場面」です。

set という動詞は日本語で「セットする」でも通じそうですね。

ここでは「整える、用意する」です。

is set と受動態になって「整えられた」という意味になります。

前置詞 for は「~に向かって、~のために」という意味。

dreaming は動詞 dream に ing がくっついて名詞的な働きを持つようになったもの。

「夢見ること」ですね。

文全体で「夢見る舞台は整えられた」ということになります。

 

< Love’s knocking at the door >

knock は「ノックする」です。

love がやって来てドアをノックしているのですね。

 

< But oh, my heart, I’m reluctant to start for we’ve been fooled before >

my heart は「ねえ、私の心さん」と呼びかけているのです。

reluctant は「気が進まない」です。

reluctant to start で「スタートする気になれない」ですね。

愛がやってきてドアを叩いているのに、ドアを開けて迎え入れるのには躊躇がある、そんな気分なのですね。

その理由が for 以下で説明されています。

「私たちは以前に騙されたことがあるから」なのです。

fool はここでは動詞で、「だます」という意味です。

we は「私の心」と「私」です。

主人公は、自分の心と対話しているのですね。

 

ここまでがヴァースです。

状況がイメージできましたよね。

ではコーラスへ進みましょう。

 

< The night is like a lovely tune >

tune は「曲、歌曲、旋律」。

「夜は美しい曲みたいです。」とは一体どういう状況なの? ですが、あまり深く考えなくてもいいかもしれないですね。

要するに、舞台が整って、まるで美しい歌曲みたいな世界になっている、ということなのでしょう。

 

< Beware, my foolish heart >

beware は「用心する」という意味の動詞です。

ここでは、この動詞一語で命令形になってます。

「気をつけなさい!」ということですね。

誰に対して「気をつけて!」と言っているのかというと、それが my foolish heart です。

ヴァースにも出てきたように、この歌は「私」と「私の心」との対話で出来ているのです。

foolish は「愚かな」という意味ですが、my foolish heart を「私の愚かな心」としてしまうと、ちょっと違うかなあ、という気がします。

ヴァースにも出てきたとおり、この主人公は以前に恋で失敗して痛い目にあったことがあって、自分の判断力にちょっと自信が持てない。

そんな状態を「前にも騙されたことがある、おバカな私の心さん」と表現しているのだと思います。

どう訳すかは難しいところです。

うまく訳せなかったらゴメンナサイ、です。

 

< How white the ever constant moon >

constant は「不変の」。

ever は「いつも、常に」。

the ever constant moon で「いつも変わらぬ月」ですね。

そんな月が今夜は「何て白いんでしょう!」。

この文は感嘆文だろうと思います。

moon のあとに動詞 is が省略されているのだと思います。

white が「明るく輝いて美しい」なのか「青白くて不気味」なのか、どっちなのかはよくわからない・・・です。

 

< Take care, my foolish heart >

take care は「用心する、気をつける」。

先に出てきた beware と同じですね。

これも命令形です。

 

< There’s a line between love and fascination >

この文のキモは fascination という単語にあると思います。

辞書によると「魅せられること、魅惑、うっとりすること、魅了」だとのこと。

love と対比して、一時的、表面的、刹那的・・・みたいなニュアンスなのかなあ、と思います。

「ホンモノ~ニセモノ」という対立軸でも解釈できるかもしれませんね。

でも、どう訳しましょうか。

ぴったりくる単語が見つからないです。

ちょっと違和感を残しつつ「魅惑」と訳すしかないかなあ・・・です。

line は「線、境界線、境界」。

「ライン」でも通じそうですね。

 

< That’s heard to see on an evening such as this >

that は a line を指しているのだと思います。

that’s heard to see で「それ(境界線)を見るのは難しい」ですね。

on an evening such as this は「こんな夜には」。

 

< For thay both give the very same sensation when you’re lost in the magic of a kiss >

最初の for は接続詞で、理由を示す機能があります。

この文は、前の文の「こんな夜には境界線が見えなくなってしまう」理由を説明しているのです。

thay は love と fascination のことです。

sensation は「感覚、知覚、感情、気持ち」。

give は通常「あげる、与える」と理解されることが多いですが、ここでは「(自然または物理的作用の結果として)生じる、発する、生む」という説明がぴったりくると思います。

「愛と魅惑、どちらも全く同じ感覚を生じさせるもの。だから境界線が見えなくなってしまう。」ということなのですね。

で、どんな状況で「全く同じ感覚が生じる」のかというと、when 以下で説明されています。

「キスの魔法に我を忘れてしまう時」ですね。

be lost in ~ で「~に(我を忘れて)夢中になる、没頭する」という意味です。

 

< His lips are much too close to mine >

「彼の唇が近すぎる」ですね。

 

< Beware, my foolish heart >

「私の foolish な心さん、気をつけて!」。

foolish をどう訳すか、本当に難しいです。

 

< But should our eager lips combine then let the fire start >

これは難しい文ですね。

if が省略されているのです。

元の形を復元すると if our eager lips should combine となります。

if が省略された上に、語順がひっくり返って should が前に出て来ているのです。

「もしも私たちの eager な唇が combine したとしたら」という意味です。

combine は「結合する、結びつく」という意味。

「唇が結合する」ではあんまりですから、「唇が重なる」ぐらいに訳すことになると思います。

eager は「熱望して、切望して、~したがっている」という意味の形容詞。

訳すのは難しいですねえ・・・。

let ~ … は「~に…させなさい」という命令文です。

誰に対して命令しているのかというと・・・my foolish heart しか考えられないです。

この歌は I と my foolish heart が対話しているのですから。

命令というよりは、対話の末に「そうやってしまおう!」と合意した、というニュアンスかもしれないですね。

「もしも唇が重なったとしたら、その時は fire をスタートさせちゃおう!」という感じでしょうか。

fire は「炎、情火、情熱」です。

 

< For this time it isn’t fascination or a dream that will fade and fall apart >

文頭の for は接続詞。

理由・根拠を示します。

前の文に続けて「なぜなら、今回は、これは fascination じゃないのだから」と言っているのです。

or にはいろんなニュアンスがあって、「AまたはB」のこともあれば「AすなわちB」のこともあります。

ここでは「AすなわちB」なのではないかなあ、と思います。

「魅惑、すなわち fade して fall apart してしまう夢」ということですね。

fade は「(色が)あせる、(音や光が)消えていく、しぼむ、しおれる」です。

日本語でも「フェードアウト」なんて言いますよね。

fall apart は「ばらばらにこわれる」です。

 

< It’s love >

「これは愛なの。」

 

< This time it’s love my foolish heart >

今回は愛なのよ、私の foolish な心さん!

う~ん、最後の最後まで foolish がうまく訳せません。

どうしましょう・・・。

 

では、以上を踏まえて和訳です。

 

<ヴァース>

また夢を見る舞台が整えられたわ

愛がやってきてドアをノックしてる

でも・・・ ねえ、私の心さん

また始めるのは気が進まないのよ

だって私たち、前にも騙されたものね

 

<コーラス>

夜はまるで美しい歌曲みたいよ

気をつけて おバカな私の心さん!

いつも変わらぬ月が 今夜はなんて白いの

用心するのよ 私の心さん!

愛と魅惑の間には境界線があるわ

でも こんな夜には見分けられなくなってしまう

キスの魔法に我を忘れてしまったら

どちらも同じ感覚を生じさせてしまうんですもの

彼の唇がすぐそこにあるわ

気をつけて 私の軽率な心さん!

でも もしも彼と私の熱い唇が重なったとしたら

その時は 情熱に火をつけてしまいましょう

だって 今回は魅惑なんかじゃないんだから

色あせてバラバラに壊れてしまう夢ではないんだから

これは愛なの

今度のは間違いなく愛なのよ、私の心さん!

 

いかがでしょう。

解説部分は参考になると思うのだけど、和訳がどうにもこうにも下手くそで・・・。

でも、参考になさってくださいね。

/// Words by Ned Washington ///

 

 

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2020年7月5日 | カテゴリー : 音楽 | 投稿者 : Kazuko Kataoka