【歌詞解説・和訳:Smile】スマイル

こんにちは。片岡和子です。

写真は先日届いた母の日のプレゼント。

今年は「母の日じゃなくて母の月にしよう!」ってやってますよね。

とっても良いと思います♪

 

さて今日の歌詞解説は Smile 。

何年か前にフィギュアスケートの浅田真央ちゃんが使った曲なので、聴けば「あ、あれだ!」とわかると思います。

せっかくですから、ぜひ歌詞の世界も覗いてみていただければ、と思います。

早速いきましょう。

 

< Smile, tho’ your heart is aching >

これは命令文です。

「笑って!」と呼びかけています。

tho’ は though が短くなったものです。

ache は「痛む、つらい」という意味の動詞。

体の痛み、心の痛み、どちらにも使われる単語です。

ここではもちろん「心の痛み」ですね。

tho’ your heart is aching で「あなたの心が痛んでいても」です。

 

< Smile, even tho’ it’s breaking >

これも同じ命令文。

最初の文にもあった tho’ に even が加わって、より強く「たとえ~だとしても」と言っています。

it は前の文と同じ heart のこと。

break は「悲しみや絶望にうちひしがれる、張り裂ける」。

前の文の ache よりも強い言葉です。

 

< When there are clouds in the sky, you’ll get by if you smile through your fear and sorrow >

前半と後半(if 以降)を分けて考えてみましょう。

まずは前半。

when there are clouds in the sky は「空に雲がある時」。

つらいことがあった時、厳しい状況に置かれている時、ということですよね。

get by は「うまく切り抜ける、何とかやっていく、しのぐ」。

後半の中心部分は if you smile です。

「あなたが笑うならば」ですね。

through は「~を通して、~にもかかわらず」。

ちなみに、日本語になっている「スルー」は、この単語から来てます。

後半部分の意味は「不安や悲しみの中でも笑っていれば」ということになります。

 

< Smile >

一語だけでも立派な文です。

命令文で、もちろん「笑って!」と言っています。

 

< And maybe tomorrow you’ll see the sun come shining thru for you >

この文の純粋な、狭い意味での述語は see です。

see だけだと単純に「見る」ですが、see ~ … となると「~が…するのを見る」という意味になります。

ここでは「太陽がやってくるのを見る」ということになりますね。

shining は「輝きながら」。

動詞 shine が現在分詞となって、come に説明を加えているのです。

thru は through の短縮形です。

さっきも出てきた「スルー」ですね。

さっきは前置詞でしたが、ここでは「~を通して、突き抜けて」というニュアンスの副詞です。

shine にくっついて「輝き貫く」という感じでしょうか。

雲の隙間から光が差し込んで来る感じなのだと思います。

for you は「あなたに向かって」。

文全体で「そうずればたぶん明日には、太陽の光があなたに向かって差し込んでくるのを見ることになるでしょう」ということになりますね。

 

< Light up your face with gladness >

light up ~ は「~に火をつける、点火する、ともす」。

gladness は形容詞 glad が名詞になったものです。

glad は「うれしい、喜ばしい」ですから、gladness は「喜び」ということになりますね。

この文も、最初の文と同じ命令文です。

 

< Hide every trace of sadness altho’ a tear may be ever so near >

これも命令文です。

trace は「跡、痕跡」。

この単語が動詞として使われると「追跡する」という意味になります。

日本語でそのまま「トレースする」と使われることもありますよね。

altho’ は although の短縮形です。

altho’ 以下は「涙がとても近いかもしれないのだとしても」、つまり「涙があふれる寸前なのだとしても」ということですね。

この altho’ 以下は、この文だけでなく、ひとつ前の Light up ~ の文にもかかっているのかもしれない、と思います。

 

< That’s the time you must keep on trying >

time のあとに関係副詞 when が省略されています。

keep on ~ing は「~し続ける」。

try は「試みる、やってみる、努力する」ですが、「トライする」と言った方が、かえってわかりやすいかもしれないですね。

文頭の that がなぜ it や now ではないのかは、実はよくわからないです。

でも、文全体で「あなたがトライし続けなくちゃならない時なんだよ」と呼びかけているのだ、ということは確かです。

もしかしたら、抽象的な time ではなく、具体的な time を指し示すために that なのかも、とも思います。

そうだとすると、辛い時、先が見えずに苦しい時、泣きたい時、そんな時こそ努力を続けるべき時なんだ、というニュアンスなのかもしれません。

このあたりは、私の語学力ではちょっと難しいなあ、です。

 

< Smile >

もちろん「笑って!」です。

 

< What’s the use of crying >

use of ~ ing は「~する効用、効果」。

この文は疑問文で、表面的には「泣く効用は何か?」と問いかけているのですが、つまりは「泣いたところで何になる? 何にもならないでしょ」ということ。

 

< You’ll find that life is still worthwhile if you’ll just smile >

that は関係代名詞です。

you’ll find that ~ で「あなたは~ということを発見するでしょう」という意味になります。

worthwhile は「値する、価値がある」。

still は「それにもかかわらず、それでも、なお」。

「人生は、それでもなお生きるに値する、ということをあなたは発見するでしょう」ですね。

if you’ll just smile は「あなたがただ笑うならば」。

 

以上を踏まえて和訳をしてみましょう。

 

笑って 心が痛む時でも

笑って たとえ心が張り裂けそうな時でも

不安や悲しみの中でも笑っていれば

空に雲が垂れ込めている時にも切り抜けることができるよ

笑って

そうすればきっと明日には 太陽の光が差し込んで来るのを目にするはず

喜びであなたの顔に灯をともして

悲しみの跡は見せないで 涙があふれそうになっているのだとしても

こんな時こそ努力しつづけなくちゃいけないんだ

笑って

泣いていても何も変わらないんだよ

笑っていれば いつかきっとわかる

それでもなお人生は生きるに値するものなのだと

 

いかがでしょう。

参考になりましたら幸いです。

/// Words by John Turner & Geoffrey Parsons ///

 

☆こちらの記事も読んでみてね☆

★【歌詞解説・和訳:Stardust】スターダスト

★【歌詞解説・和訳:My Romance】マイ・ロマンス

★事務所内部を大公開!

★ちょっと詳しい自己紹介です。

★法律問題に限定しない有料カウンセリングを始めます。

 

ブログの更新情報や私のちょっとした近況などを facebook で公開しています。

ぜひ覗いてみてくださいね。

→ → → こちら

 

片岡和子司法書士事務所へのお問い合わせ・相談予約はこちら

 

このエントリーをはてなブックマークに追加
2020年5月31日 | カテゴリー : 音楽 | 投稿者 : Kazuko Kataoka