【歌詞解説・和訳:Stardust】スターダスト

こんにちは。片岡和子です。

アジサイ、綺麗でしょ♪

母の日のプレゼントなのです。

ところで。

このブログの他のジャンルの記事の書き出しは、殆どが「こんにちは。司法書士の片岡和子です。」なのですが、歌詞解説の記事では「司法書士の」は除いてあります。

グーグルなどの検索で記事が表示された時、タイトルの下の「スニペット」の部分に、冒頭の書き出し部分が表示されることがありまして。

司法書士の書いた歌詞解説を「読んでみよう!」と思う人は少ないだろうなあ、と。

ここに「ジャズシンガーの片岡和子です!」と書けるようになると最高なんだけど。

・・・脱線しました。

今日の歌詞解説は Stardust です。

早速いきましょう。

 

< And now the purple dusk of twilight time steals across the meadows of my heart >

この文の主語は the purple dusk of twilight time です。

もっと切り詰めた意味での主語、つまり純粋な主語は dusk 。

「夕暮れ、たそがれ、薄暮、薄闇」といった意味です。

twilight は「日没後や日の出前の薄明かり、薄暮、たそがれ」。

もう引退してしまったけど「トワイライトエクスプレス」という寝台特急がありましたよね。

あのネーミングは、まさに「薄明かりの中を走る列車」のイメージだったのでしょう。

主語全体で「日没の時間帯の紫色の薄闇」ということになります。

言葉で説明するよりも、色彩や空気感をイメージしていただく方がよさそうですね。

この文の動詞は steals です。

他動詞だと「盗む」という意味ですが、ここでは自動詞で「そっと行く、忍び込む、いつの間にか広がる」といった意味。

ずいぶんいろんな意味がある・・・のではなくて、セットになって出てくる前置詞によってニュアンスが変わってくる、と考えるとよいです。

ここでは across が使われてます。

「~を横切って、~の向こう側へ、~の全域へ」といった意味です。

meadow は「草地、牧草地」。

the meadows of my heart は「私の心の草原」ということ。

この最初の一文は「主人公の心の中の景色」を表現しているのですね。

心の中には草原が広がっていて、今まさに黄昏時の薄紫の闇が忍び寄ってきて広がってゆくところ、そんな情景をイメージしながら、この先の詞を読み進むとよいと思います。

 

< High up in the sky the little stars climb, always reminding me that we’re apart >

この文の中心部分は the little stars climb です。

ちいさな星たちが昇っていく、ですね。

high up in the sky は「空の高いところへ」。

後半部分の reminding は remind の現在分詞です。

「~しながら」という感じで、状況を説明する役目を果たします。

星たちは remind しながら昇っていくのですね。

remind ~ that … で、「~に…ということを思い出させる」です。

思い出させる内容が that 以下で示されていて、「僕たちは別れて、離れてしまったのだということ」です。

always という単語が効いてます。

星々が昇る、そのたびにいつも「君がいない」ということを思い出してしまう・・・のですねえ。

 

< You wandered down the lane and far away, leaving me a song that will not die >

この文の中心部分は you wandered down the lane です。

wander は「歩き回る、さまよう」。

どんなふうに wander したのかというと、「down the lane」そして「 far away 」という具合に。

lane は「小道」。

down は通常「下へ」と理解されていますが、物理的に「下」というだけでなく、語り手からの距離が離れていく態様を表すこともあるようです。

far away はまさに「遠く離れて」ですね。

草原に小道があって、かつて愛した人は、その小道をさまようように遠ざかって行ってしまった・・・という感じでしょう。

leaving は leave の現在分詞で、文全体が「分詞構文」という形をとっています。

leaving の意味上の主語は you 、つまりかつて愛した彼女で、彼女は 「leave しつつ wander した」、または「wander して leave した」という意味合いになります。

leave ~ … は「~に…を残す」。

愛した人は、主人公に a song を置いて行ったのですね。

残された歌はどんな歌なのかというと、that 以下に示されています。

「消えることのない、絶えることのない歌」です。

 

< Love is now the stardust of yesterday, the music of the years gone by >

前半は「愛は今、昨日の星くずである」という意味。

過去には現実のものとして存在した愛は、今は星くずになってしまった、という感じでしょうか。

後半の the music of the years gone by は the stardust of yesterday と同格、つまり言い換えでしょう。

the years gone by は「過ぎ去ってしまった年月」。

the music of the years gone by で「過ぎ去ってしまった年月の音楽」。

過ぎ去った年月は音楽になって、星くずになって、粉々になりなからも消えることはなく・・・切ないです。

 

ここまでがヴァースです。

この歌はヴァースから歌われることがとても多いと思います。

歌詞も、コーラスだけでは伝わり切らない部分があると思いましたので、ヴァース部分を丁寧に解説してみました。

では、コーラスへいきましょう。

 

< Sometimes I wonder why I spend the lonely night dreaming a song >

wonder why ~ は「~とは不思議に思う、なぜ~なんだろう」といったニュアンスです。

spend the lonely night は「孤独な夜を過ごす」。

dreaming は dream の現在分詞です。

dreaming a song で「歌を夢見ながら」・・・ここだけを見ると意味不明になりかねませんが、ヴァース部分をきちんと読んだあとなのでイメージがわきますよね。

 

< The melody haunts my reverie >

haunt は「絶えず付きまとう、取りつく」。

reverie は「夢想、白昼夢」。

主人公は別れた彼女のことを夢想するのだけど、そこにはいつも音楽が、メロディーが付きまとうのですね。

 

< And I am once again with you when our love was new and each kiss an inspiration >

この文は不思議です。

when より前が現在形、when 以下が過去形なのです。

まずは when 以下を見てみましょう。

when our love was new は「僕たちの愛が新しかった時」ですね。

each kiss an inspiration がわかりにくいですが、kiss のあとに was が省略されているのではないかと思います。

「ひとつひとつのキスがインスピレーションだった頃」といった感じでしょうか。

inspiration は「霊感、インスピレーション、インスピレーションを与えるもの、着想の源」。

辞書に「《芸術作品などの》生みの親」という説明を見つけました。

そういえば、今やってる朝ドラで「君がいないと僕は作曲できないんだ!」みたいなセリフもありました。

・・・脱線しました。

when より前の部分は「僕は再び君と一緒にいる」ですね。

時制が一致していないのは、白昼夢の中で過去と現在がごっちゃになっている状況をそのまま表現しているのだろうなあ、と思います。

 

< But that was long ago >

「でも、それはずっと昔のこと」。

夢想の中にいながらも、現実には彼女は去ってしまって今はいないのだ、ということもわかってる・・・そんな状況なのですね。

 

< Now my consolation is in the stardust of a song >

consolation は「慰め」。

「今、僕の慰めは歌の星くずの中にあるんだ」。

 

< Beside a garden wall when stars are bright you are in my arms >

「庭園の塀のそばで、星たちが明るく輝く時、君は僕の腕の中にいる」。

現在形です。。。切ないです。。。

 

< The nightingale tells his fairy tale of paradise where roses grew >

where は関係副詞です。

where roses grew が paradise を修飾しています。

paradise where roses grew で「バラたちが生い茂っていた楽園」ということですね。

the nightingale tells his fairy tale は「ナイチンゲールがおとぎ話を語っている」ですね。

ナイチンゲールは鳥ですから、実際には鳴いているのでしょうけど。

気になるのは tells が現在形で、grew が過去形なところ。

バラが咲き茂っていたのは過去のことで、ナイチンゲールは今、「過去のおとぎ話を語っている」ということのようです。

ここでも過去と現在が交錯していますねえ。

 

< Though I dream in vain, in my heart it will remain, my stardust melody, the memory of love’s refrain >

in vain は「いたずらに、むなしく」です。

dream in vain で「むなしく夢見る」、つまり、「夢見てもそれは結局のところ現実ではなく虚しいことである」ということですね。

「それにもかかわらず僕の心の中にそれは残る」と言っています。

それ( it )はつまり、my stardust melody であり the memory of love’s refrain のことです。

refrain は「繰り返し、反復句」。

そのまま「リフレーン」または「リフレイン」とした方がわかりやすいかもせれませんね。

 

さて、以上を踏まえて和訳です。

 

<ヴァース>

まさに今 黄昏時の紫色の薄闇が

僕の心の草原に静かに広がってゆく

小さな星たちが空高く昇ってゆくと

いつも思い出してしまうんだ

僕たちは離れてしまったんだと

君は小道をさまよいながら

遠くへと去ってしまった

僕に歌を 消えることのない歌を残して

愛は星くずになったんだ

過ぎ去った日々は音楽になったんだ

 

<コーラス>

時々不思議に思うんだ

孤独な夜を過ごすとき

なぜいつも歌を夢見るんだろう、って

僕の夢想にはメロディーがつきまとうんだ

そして僕は再び君と共にいるんだ

僕たちの愛が始まったばかりで

ひとつひとつのキスが霊感みたいだった頃に

でもそれは はるか昔のこと

今 僕の慰めは歌の星くずの中にある

庭園の塀のそば 星たちは明るく輝いて

君は僕の腕の中にいて

ナイチンゲールがおとぎ話を語ってる

バラが咲き誇っていたパラダイスのおとぎ話を

僕の夢は現実のものじゃない

でも 僕の心にはずっと残り続けるんだ

星くずのメロディーが

愛のリフレインの記憶が

 

いかがでしょう。

参考になりましたら幸いです。

/// Words by Mitchell Parish ///

 

 

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2020年5月18日 | カテゴリー : 音楽 | 投稿者 : Kazuko Kataoka